リールの調子が悪かったので、メンテナンスしてみたら・・・
今日はいつも使っているリールの調子が悪いのでメンテナンスしてみました。
使っているリールは09レアニュウムCI4 C2000Sです。
最近アジングをしているとラインのヨレが酷くライントラブルが立て続けに発生。
1回の釣行で2度も釣りを中断するハメに。
スピニングリールは機構上どうしてもラインがヨレやすいのですが立て続けにトラブル発生となると何か原因があるはずです。
いろいろと原因はあると思うのですが、ラインローラーの回転が悪くなったことが原因なのではと思いローラーの動きを確認してみるとやはりスムーズに回転していないことが判明。理想はティッシュのコヨリを滑らせるだけでローラーが回転するのが理想ですねぇ。
ということは、ベアリングが腐食により動いていないことが考えられます。
そこで久々のラインローラーのベアリング交換をすることに。
早速ベアリングを取り寄せ 交換作業へ。
まずは写真のようにドライバーでローラー部分を分解します。
ネジを外すとこんな部品が現れます。
組み直すときの順番を忘れないようにしてくださいね。
写真の右から2番目の部品がベアリングですねぇ・・・・んっ⁉特にサビが出ているようには見えないですねぇ、回転もスムーズです。
取り敢えずオイル を差して一度組みつけてみますがやはり回転は鈍いです。
ねじを緩めて回転を確かめるとスムーズに回転していきます。
これはベアリング以外のところに問題があるようですねぇ。
ここから、原因を見つけるのに相当時間がかかりましたがやっとそれらしい原因が判明。
それは白いプラスティックのラインローラースペーサーと言う部品がラインローラーにハマっていなかったことでした。
最初にローラーをバラした時にベール側に白い輪っかの部品が残っていたアレです(笑)
こいつをローラー側にはめ込むと写真のようにピッタリとハマります。
その状態で再度ローラーを組み直すと軽くローラーが回転するではないですか。
これこれ、これを期待していたんです(笑)
これでラインローラーを組み直し、ネジをしっかり締めても回転はスムーズな状態が維持できています。
今回の原因はこのスペーサーがハマっていなかったのがいけなかったようですが、まだ確証がなかったので、家にある12アルテグラで検証してみることに。
このリールもローラーの動きがスムーズではないので同じようにバラしてみると、スペーサーらしき部品がローラー側にハマっていなかったので、こちらも同じようにローラー側にパチッとハメて組み直してみると、あ~ら不思議クルクル良く回るではないですか(笑)
コヨリをあてて動かしても良く回転します。
これはもう間違いなくスペーサーが外れていたことが原因と判明です。
ヨカッタ、ヨカッタ・・・。
最後に先日買ったリールオイルスプレー を差して今回のメンテナンスは完了という事で、結局取り寄せたベアリングは使用せず大事にしまっておくことに(´;ω;`)ウゥゥ
今回はベアリングが原因ではなかったのですが、普通に使用している状態でスペーサーなる部品は簡単に外れてしまうものなのでしょうかねぇ。
皆さんも、もし同じ症状が出ていたら一度確認してみても良いかもしれないですねぇ。
ちなみに使用しているリールオイルはシマノ製のザルスリールオイルスプレーです。
純正のオイルより少しグレードが高いようです、通常よりも回転性能が25%UPと書いています。
気になる方はネットにもレビュー記事出ていますので参考にしてみてください。
SHIMANO(シマノ) ザルス リールオイルスプレー SP-015L